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石黒浩

大阪大学教授

ABOUT

ロボット工学者として知られる石黒浩さんは、滋賀県出身、1963年生まれです。大学時代は絵を描くことが好きで、勉強はしないで絵ばかり描いていた頃もあったという石黒さんですが、いつしかその才能を現し、2007にCNNの「世界を変える8人の天才」に選出された他、英国のSynetics社の行う「世界の100人の生きている天才」で26位を獲得するなど、世界的にもその『天才』ぶりが知られる存在となりました。


1991年に大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻博士課程終了後、京都大学やカリフォルニア大学サンディエゴ校などを経て、2003年に大阪大学に戻り、教授を務めています。


石黒さんの研究対象は、知能ロボットです。センサーシステム、人工知能、認知科学、知覚情報基盤などの研究の延長線上には、人間と関わりを持つことのできる人間型ロボットの開発創成があり、既に多くのロボットが試作されている段階です。多数の論文の発表の他、そのキャッチーな業績はNHKやBBCなどで紹介され、幅広く海外にまで知られています。


自分そっくりに作ったジェミノイド(イシグロイド)や、アンドロイド演劇の上演などがメディアで話題になるなど、一般にも高い知名度を誇ります。また、参加している産学協同「Team OSAKA」は、ロボカップ世界大会のサッカー競技/ヒューマノイドクラスで2004年から2007年の4連覇を達成しています。最近では、人間国宝の落語家、桂米朝さんそっくりの、落語を演じるアンドロイドの制作に協力し話題となりました。2011年の大阪文化賞も受賞しています。

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