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土佐信道

明和電機

ABOUT

1993年、土佐信道さんは兄の正道さんと共にパフォーマンスユニット『明和電機』を結成しました。兄を社長、自らを副社長とし、中小企業ををイメージしたスタイルを確立。ふたりの衣装は水色の作業服であり、その名前は兄弟の父親が経営していた真空管製造メーカーから取られています。ホームページ上でもそのスタイルは徹底しています。


アナログな仕掛けで作動する楽器『ツクバシリーズ』を用いた、ナンセンスな演奏パフォーマンスが人気を集めた一方、製品と称する多くの作品を作り出しました。魚器(なき)シリーズは様々な魚をモデルにした「製品」で、いくつかは実際に大量生産・販売され、人気商品となりました。その他「製品デモンストレーション」と呼ばれるライブや、ビデオ制作など、活動のジャンルは多岐にわたります。


初期にはショッピングセンターでの演奏を行うなどしていましたが、次第にテレビ出演などが増え、メジャーな存在感を増していきました。2001年には兄の社長が「定年退職」して、実質上ユニットは信道さんひとりのものになりましたが、その後は社長に就任し、カリスマ的な指導者として同社での君臨を続けています。


映画への出演、著書の執筆などマルチな活動を行っている信道さんですが、コンセプトの一貫性は揺らぐこと無く続いています。最近では製品の「オタマトーン」が大ヒットし、後継としてさらに大型のオタマトーン・デラックスも人気を博しています。

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