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光琳堂

光琳堂
業種:
漆器の企画・製造
所在地:
福井県鯖江市

琳の輝きを世界に

尾形光琳に代表される「琳派」は中世日本の芸術文化をリードし、その流れは現代にも脈々と受け継がれています。越前漆器産地では、その当時の都である京都に近いこともあり、仏教文化とともにこの「琳派」の影響を強く受け、「琳派」の文様を漆器に表現してきました。
私たち光琳堂は、この越前にて1938年創業時より、「琳派」の自由かつ大胆で挑戦に満ちた精神性と、産地で受け継がれてきた職人たちの最高技術を駆使し、暮しに潤いと楽しさをもたらす「新たなる伝統」の漆器づくりを目指してきました。
そしてこれから、日本はもとより、その昔「琳派」が海を渡ったように、日本文化としての漆器を広く海外に伝え、産地の未来を切り拓いていきたいと思います。
光琳堂

蒔絵 独楽

日本では独楽は大変縁起の良いものとして、昔から親しまれてきました。光琳堂の独楽は漆器づくりの職人達が協力して、彼らの得意の技を駆使して完成しました。過去にこれほどまで丁寧に作られたコマは存在せず、全く新しいタイプの独楽です。まず木地作りの職人が日本の銘木(けやき、栃)を美しい形に削り出しました。この段階で、重心がコマの中心にないとうまく廻らないことがわかり、大変苦心しました。次に塗り職人がうるしを何度も塗り重ね、独特の色合いを作り出し、最後に絵付けの職人が、蒔絵という手描き技法で、絵を描きました。とても日本的で、しかもモダンな光琳堂の独楽シリーズはインテリアのかわいいアクセントとしてとても素敵です。
光琳堂

森下直樹

代表取締役
森下直樹
森下直樹は1500年の伝統を持つ福井県鯖江の越前塗りの、その長い年月をかけて育まれてきた職人たちの技と誇り、そして日本固有の美の表現を含め、この素晴らしい伝統を継承することを使命と考えております。同時に現代の感性・生活様式にマッチし、人々の暮しに潤いをもたらす「新しい伝統」としての漆器創造も目指しております。また同社の高い技術とその姿勢が認められ、1990年日本国平成天皇即位の礼において3日間開催された晩餐会で使用する漆器の器セットを360組製作する栄誉を得ました。
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